TOEICスコア変遷

  • 初受験 595
    • 当時、英検準一級を受験する予定で、本番一ヶ月前に初めてTOEICを受験した覚えがあります。当時はTOEICの試験形式を全く把握しておらず、リスニングから始まることに驚いてました。リーディングは解いても解いても次々に問題が現れるので面食らったまま終了しました。古い形式の時代でスコアも残していないのですが、確か595点とかで600点台には届いてなかった覚えがあります。その後の英検には合格しましたが、そこそこの英語力があってもTOEIC無対策だとこの程度のスコアになると思います。
  • 2回目 645 (L:315 R:330)、3回目 715 (L:380 R:335)
    • 初受験から数年後、ここから本格的に戦いが始まります。公式教材を自習室でやり込んで形式に慣れると割とすぐに上がりましたが、これは英語力が上がったわけではないので要注意です。あくまで形式慣れしただけです。
  • 4回目 815 (L:435 R:380)
    • 同じく公式教材を自習室でやり込み、4回目で815点でしたが、このくらいが当時の英語力だったかと思います。というのもこれ以降伸びが鈍化するからです。英検準一級に合格するレベルでTOEICの形式に慣れると800点台には乗ります。言い換えると、大学受験で英語を頑張り、TOEIC対策を行って800点超えを達成、というのがよくある流れな気がします。
  • 5回目 855 (L:425 R:430)
    • 5回目ではリーディングで塗り絵がうまくいったまぐれ当たり回でした。ここで運を使い果たし、これ以降800点台前半でずーっと足止まりが続きます。ここではつまり、試験対策ではこれ以上は無理で、当時の英語力はそんなものなのだと理解する必要がありました。以降は英語力そのもの上げていくことが必要な時期だったのですが、当時はそんな事には気が付かず、ひたすらもがいておりました(泣)
  • 6回目 795 (L:405 R:390)
    • 荒天に見舞われて現地に到着するだけで精一杯でした。リスニング中にすぐ後ろでい◯はすのペットボトル騒音事件が発生して、やる気と集中力が切れてしまいました。
  • 7回目 840 (L:450 R:390)
    • あまり覚えてないですが、前回事件があったので、挽回しようと頑張ったのでしょう。リスニングがそこそこ取れて喜んだ気がします。
  • 8回目 820 (L:460 R:360)
    • リスニング出来たな〜と思ったらリーディングで撃沈した覚えがあります。これはTOEICあるあるなのでしょうか。それとも自分のメンタルの問題なのかもしれません。
  • 9回目 845 (L:440 R:405)
    • 前回のリーディング反省したのか、リーディングスコアもそこそこ伸びました。まぐれ回を除けばこれまででベストスコアでしたね。このあたりからリスニングが不安定に…
  • 10回目 820 (L:425 R:395)
    • リスニングもリーディングもダブル下落でショックだったと思いますが、日々の仕事に追われてそんな気分でもなかったかもしれません。対策もおろそかな時期だったのでモチベもなく、貴重な日曜を潰してしまったなあ、と感じてたかもです。
  • 11回目 840 (L:445 R:395)
    • 完全に惰性で受けていました。職場でも受講生にTOEIC受験を勧めるし、同僚トレーナーにも勧められるしで仕方なく受け続けているという感じです。なので特にスコアも変わらず、思い返せばお金と時間を無駄にしました。
  • 12回目 825 (L:445 R:380)
    • そして惰性はまだ続きます。これを書きながら自分が情けなくなってきます。当時もそう思っていたのでしょう。この後、英検一級を受験することにしました。

英検一級を受験→某スクールの英語トレーナー時代に再チャレンジ

  • 13回目 860 (L:450 R:410)
    • 12回目までと比較して完全にレベルアップして突き抜けた感覚でした。というのもTOEICオフィシャル曰く、860点はAランクとBランクの境目となるからです。確かにその手応えというか感覚は感じられました。800点台前半と800点台後半とでは世界が違うと、ハッキリと感じられたのが不思議なくらいでした。同時に大学受験の資産が活きるのは800点前半までだなと感じます。
  • 14回目 865 (L:490 R:375)
    • リスニングが簡単だったせいか、「ヤバい、出来てしまった!うひひ」とか思っていたらリーディングで撃沈する恒例パターンでした。スッキリと試験を終えてみたいものです。
  • 15回目 875 (L:450 R:425)
    • なのでリーディングやな、頑張るぞ!と頑張ったものの、リスニングで振るわなかったという、これもTOEICあるあるだそうです。レベルアップしてAランク入りしても上手くいかないなあ、と感じ始めた頃合いです。この頃から学習方法にも変化というか、テコ入れが必要だなとまた認識し始めます。
  • 16回目 895 (L:480 R:415)
    • キターって思いましたね。あと少しやんか!みたいなね。けどそう簡単に900overは許してくれないこの感じ、分かってもらえる方も多いかと思います。次回こそは!
  • 17回目 880 (L:460 R:420)
    • え〜…という感じでした。リーディングは普段通りでしたが、リスニングでいまいち集中し切れなかったのか、本番に少しでも「?」となったら僕は焦ってしまって、あたふたしてしまいます。脳のキャパが足らんのでしょう。
  • 18回目 915 (L:495 R:420)
    • という訳でようやく取れました。900点超えとリスニング満点を同時達成です。実は前回17回目と今回の間でリスニングの勉強方法を変えてみました。より負荷の高いトレーニングとして、暗唱を繰り返していたのです。短いチャンク毎ですが、これがかなり効果的でした。このレベルだとより高い負荷をかけないと駄目なのではと思ってましたが、面倒なのでやってませんでした…。おかげでリスニングでは十分な余裕が生まれ、頭の中で音源にツッコミも入れながら解答していたほどで、前回までとは明らかに違う態度で臨めたことを今でも覚えています。通常、問題演習やシャドーイングを繰り返して満点を取得する方もいるかと思いますが、自分の脳のキャパではそれだけでは無理だと悟る必要がありました。本番で十分な余裕をもたせるために高地トレーニングとして暗唱を徹底することでようやく余裕が生まれ、リズミカルに解答を続けることができました。14回目の490点と満点の495との間では数問の差しかありませんが、そこには大きな隔たりがある気がします。高さの見えない崖のような存在です。故に以前と同じ勉強法を繰り返していても満点達成は無理だったと思います。これにてTOEICは卒業しました。

  • まとめ
    • これほど連続して800点台を取り続けた人も珍しいかもしれません。中だるみの時期もありましたし、そんな状態で受験しても何も得られませんでした。それがTOEICという試験の性質なのだと思います。試験問題が多いので、統計的にも英語力を正確に計測するための精度が高く、問題数の少ない英検と比べてもまぐれ当たりやハズレも少ないと思います。ただビジネスイングリッシュでもあるので、内容が単調でつまらないと指摘を受けることもあります。限られた語彙の範囲でスラングもない英語なので、より一般的な語彙力を高めるためにも、合格は目指さなくても英検の単語帳などで一般語彙を増やすのもアリだと思います。僕もリスニング満点を達成したところで、単語力はまだまだと感じていたので、語彙力アップを図るために難易度の高い単語帳や英検一級の単語帳で勉強しました。語彙の拡充でも発音でも何でも、その時に「やってみたい!」と思ったらやってみて、「もういいや…」と思ったら手を引いて他にエネルギーを割くのも生き方だと思います。僕はアメリカ発音を身につけたかったので発音記号も勉強しました。試験には直接関係ないですが、動画を見る時や学習指導にも使えるしで、自分自身が満足しているので良しとしています。
    • 英語に限らず、「やってみたいぞ!」と思えるうちに何にでも挑戦していこうと思います。海外の大学で講座を修了したり、ドイツやフランスに留学したり、ゲームアプリもその勢いで作って完成させてApp Storeで配信にするにまで至りました。

以降、TOEICリスニング満点取得後に再チャレンジに続きます

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