服を盗まれた商人

服を盗まれた商人がバトル後に漏らすセリフです。このgo and ~の言い方に注目です。わざわざこのように回りくどく言う背景の心情を掴みたいところです。

🗨️ 原文

Why do I always have to go and open my mouth…

🔹直訳

「なんで俺はいつも口を開いちまうんだろう……」

🔹自然な意訳

「まったく、余計なことを言っちまうんだよな……」

「またしゃべっちまった……」

「つい口を滑らせるんだ、俺は……」

🔹構文の分解

Why do I always have to ~

  • 「どうしていつも~しなきゃならないんだ?」という自己ツッコミ的な表現。
  • 不満や後悔をこめて自分に問いかけるときによく使われます。

💬例:

  • Why do I always have to forget my keys? (なんでいつも鍵を忘れるんだ、俺は!)

go and open my mouth

  • ここがポイントです。 “go and ~” は「わざわざ~してしまう」「余計なことをしてしまう」という口語表現。
    • 例:He went and told everyone the secret! → 「あいつ、余計なことにみんなに秘密を話しちまった!」
  • open my mouth は直訳すると「口を開ける」ですが、 会話表現では「しゃべる」「余計なことを言う」という意味になります。

💬つまりこの部分は、

“go and open my mouth” = 「余計なことをしゃべっちまう」

🔹ニュアンスの全体像

この商人は、ロックにうまく言いくるめられて服を奪われたあとに、「つい口を開いたばっかりに、こんな目に遭っちまった……」と後悔しているわけです。英語ではこのように「Why do I always have to…」を使うと、自分の失敗パターンを嘆く、軽い愚痴や反省のトーンになります。

🔹語句メモ

英単語・表現意味ニュアンス
Why do I always have to ~なんでいつも~しちゃうんだ自己反省・愚痴
go and ~わざわざ~する、つい~してしまう非難・後悔をこめて
open my mouthしゃべる、口を滑らす比喩的表現(文字通りではない)

💡豆知識

この “go and ~” の構文は、英語の自然な口語で非常によく使われます。ネイティブの独り言や後悔のセリフによく登場します。

🗣️ 例:

  • She went and spilled coffee all over her report! (彼女ったら、レポートにコーヒーをぶちまけちゃったんだよ!)
  • I went and told him the truth. Now he’s mad. (つい本当のことを言っちゃったんだ。今すごく怒ってるよ。)

🧩まとめ

英文コアイメージ日本語訳例
Why do I always have to go and open my mouth…「つい口を滑らせる自分を後悔」「まったく、なんでいつも余計なこと言っちまうんだ…」

参考動画

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