ケフカが初登場後、フィガロ城に乗り込んだときのやり取りから。この”a country or three”でいきなりなぜ”three”なのかと疑問に思ったところ、大げさに言う表現だそうです。こうした気持ちが乗ったセリフは面白いですね。知らなかったです…純ジャパの泣き所ですね。

🔹セリフ
I hear you’ve been busy down south, taking over a country or three!
🔹文構造と語句の意味
- I hear (that)… 「~だと聞いているよ」「~らしいね」 → 噂話や情報をやわらかく伝えるときの定番表現。 例:I hear you got promoted!(昇進したんだってね!)
- you’ve been busy down south 「南のほうで忙しくしてたそうじゃないか」
- down south は方角的な表現で、「南の地方で」
- busy は「忙しい」ですが、この文脈では「活動的に何かやっていた」「精を出していた」という感じです。
- taking over a country or three 「国を一つか二つ(いや三つ)ほど乗っ取ってたとか?」
- take over は「支配する・乗っ取る」
- a country or three は英語のユーモア表現。 本来「a country or two(1つか2つ)」で「いくつか」という意味ですが、 「or three」とあえて増やして、大げさに言う冗談の調子を出しています。
🔹翻訳セリフ例
「南のほうで忙しくしてたらしいな。国を1つか2つ(いや3つ)ほど征服してたって?」
「南の方で大活躍してたらしいじゃないか。国をいくつか征服したって話だぞ!」
「南でずいぶん派手にやってるって聞いたぜ。国を何個か乗っ取ったとか?」
🔹ニュアンス
- 冗談っぽく「帝国で手広くやってるんだろ?」と皮肉を言っている。
- a country or three の部分がポイントで、からかい半分・冗談半分の誇張表現です。
🔹類似の英語表現
- I hear you’ve been busy lately—starting a war or two? (最近忙しいらしいな。戦争でも始めたのか?)
- He’s dated a girl or five this month. (今月は女の子を何人か(5人くらい?)デートに誘ったらしい。)
このように「or three」などをつけると、
**「まあ、ちょっと大げさだけどね」**という軽妙なジョークになります。

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