ロックが初登場

ロックが初登場する際の会話です。

セリフを読むと、いきなり”Took~”や”Busy~”から始まるので省略されることが非常に多いことがわかります。こういうのは省略として理詰めで分かることよりも、単語の持つ意味の広がりから直感でなんとなく分かるようになるのが理想だと思います。省略だと気づく前に意味を理解できるくらい生の英語に沢山接して直感を養っていくのも大切な側面だと思います。時間はかかりますが、回り道はないので好きなコンテンツから習得していきましょう。


セリフ1

Took you long enough! Busy with all the robbing and plundering, I presume?

解説

  1. Took you long enough!
    • 「ずいぶん時間かかったじゃないか!」
    • 直訳は「十分すぎるくらい時間がかかったな」ですが、実際には「遅かったな!」という皮肉混じりの表現。
    • It took you long enough. が省略されている口語形。
  2. Busy with all the robbing and plundering, I presume?
    • 「どうせ盗みや略奪で忙しかったんだろう?」
    • robbing = 盗み
    • plundering = 略奪、荒らし回ること(海賊っぽい言葉)
    • I presume? = 「そうなんだろうね?」と皮肉をこめた言い方。
    • → 「遅れたのはどうせ盗賊稼業で忙しかったんだろ?」というチクリ。

セリフ2

I prefer the term “treasure hunting”!

解説

  • 「俺は “トレジャーハンティング” って呼び方のほうが好きだな!」
  • prefer A = 「Aの方を好む」
  • → 「盗み・略奪なんて言い方は気に入らない。“宝探し” と言ってくれ!」という軽い反論。

全体の会話イメージ

A: 「遅かったな!どうせ盗みや略奪に忙しかったんだろ?」

B: 「いやいや、“宝探し” って言ってくれよ!」

→ ユーモラスでキャラの性格がよく出るやり取り。


ポイント

  • Took you long enough! は日常英語でも皮肉っぽく使える便利表現。 例:Well, took you long enough to call me back! (やっと折り返しか!遅かったじゃないか!)
  • I prefer the term… も日常でそのまま使える。 例:I prefer the term “independent” instead of “loner.” (“ぼっち”じゃなくて“独立してる”って言ってほしいね。)

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