操りの輪が外れたティナ

ユミールとの戦闘後にとある幻獣と対峙した後のシーンより

このrobの用法は受験業界の文法問題で随分悪名高いヤツと勝手に認識しています。「robにはofを使いま〜す、珍しいでしょ〜、知らなかったでしょ〜、間違えてやんの〜、だっせ〜、は〜い不合格で〜す、また来年ね〜」という声が聞こえていた気がします。こんな稚拙な知識マウントを堂々と取ってくる姿勢には断固反対です(今はだいぶ改善されたようですが)。英語嫌いを量産するような過去のトレンドにさらされ、虐げられてきましたが、今日まで生きながらえています。英語の勉強で嫌な思いをする人を少しでも減らしたいという願いがあるからです。過去には合掌し、このティナのように共に歩んでいきましょう。ちなみに英語ではティナでなくTerraとなっています。

making it so はカタマリ使用されることを知りました。面白い情報もあって良かったです☺️


セリフ

Easy, there! This is a slave crown. The others were using it to control you. It was robbing you of your thoughts, making it so you’d do whatever they told you.


解説

  1. Easy, there!
    • easy は「落ち着け」「ゆっくり」「大丈夫だ」という意味で使われる口語表現。
    • 「おっと、落ち着いて!」「大丈夫だから!」というニュアンス。

  1. This is a slave crown.
    • 「これはスレイブクラウン(奴隷の冠)だ。」
    • slave = 奴隷
    • crown = 冠、王冠

  1. The others were using it to control you.
    • 「他の連中が、それを使って君を操っていたんだ。」
    • using it to control you = 「それを使って君をコントロールしていた」

  1. It was robbing you of your thoughts,
    • 「それは君から思考を奪っていた」
    • rob A of B = 「A から B を奪う」
    • 例)The thief robbed him of his wallet. (泥棒は彼から財布を奪った。)

  1. making it so you’d do whatever they told you.
    • 「君が言われたことを何でもするように仕向けていた」
    • making it so… = 「…という状態にしていた」
    • you’d do = you would do の省略(「君は~するようになっていた」)
    • whatever they told you = 「彼らが命じたことは何でも」

全体の意味

「落ち着け!これはスレイブクラウンだ。他の連中はこれを使って君を操っていたんだ。君の思考を奪い、言われたことなら何でもするようにしていたんだよ。」


ポイント

  • Easy! は日常会話でも「落ち着け」「大丈夫」という意味で使える便利表現。
  • rob A of B は試験でもよく出る重要な構文。
  • making it so… はゲームや映画などでよく出てくる自然な口語。

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