内容語・機能語

内容語や機能語という言葉、聞いたことあるでしょうか?多分あまりないかも知れません。これらの概念を知っておくと、英語をフレーズ単位、文全体として理解しやすくなります。それぞれどのようなものか、ざっくりお伝えすると

  • 内容語とは
    • 大きな意味内容を担うもので、これが欠けてしまうと意思疎通が困難になる
  • 機能語とは
    • 文法的には必要だが意味内容に大きく影響を与えないもので、欠けても意思疎通はできる

ざっくり説明するとこのような感じです。大切なのは、英単語はこれら両者を取り得る、ということです。文脈によっては同じ単語でも内容語になったり、機能語になったりと統一感がありません。なので最初はムツカシイと感じるかと思います。そもそも区分けするのに意味があるのか、と疑問に思うかも知れません。こうしたカテゴリー分けは知っているだけでも英語を理解を助けてくれるので、オトクでもあります。そしてこれらの変化を表すのにやはり発音がその大きな目印となります。

早い話、伝えたい内容の単語はハッキリ大きく発音するし、そうでもない単語は弱くなります。英語を聞く際にはぜひこの強弱コントラストの存在を意識してほしいです。多少聞き逃そうが、機能語ならほとんど問題ないことが分かってくるし、内容語を聞き漏らすと致命的になってしまいます。

英語のリスニングにおいて、僕らジャパはどうしても「全てを聞き漏らすまい」として臨みがちなのですが、そこまで神経質になる必要はありません。英語には日本語よりも大きな強弱のリズムがあり、弱い部分まで必死で理解しようとしなくても大丈夫です。ただ、その英語のリズム感には慣れていく必要があります。ある程度のリズム感に慣れれば、全ての単語を聞き取れなくても十分理解できる場面が増えていきます。

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