いよいよシドの初登場です。レッド13が話せることに驚きます。

- You talk!? The hell kinda magic trick is this?
「おまえ話すのか?こりゃ一体どんな仕掛けだってンだ?」という感じでしょうか。教科書英語だと”What kind of magic trick is this?”となるでしょうが、実際には↑のような発音になることが多いです、特にシドやバレット辺り。
そしてシドが驚いた後に続くセリフがコチラ

- Not that I ain’t seen crazier shit on my travels.
これは教科書英語をいくら勉強しても初見では無理だと思います。「ま、旅の道中でもっとヤバいもん見たけどな」という内容ですが、僕も初見では分かりませんでした。”shit”や”ain’t”の使われ方にはだいぶ慣れていたのですが、最初の”Not that”がイマイチ分かりにくいかと思います。この”Not that ~”は「だからって〜なわけじゃないけど」「別に〜とは言わないが」という前置きっぽいニュアンスで、この場合だと、「まあ、もっとすごいの見たけどな」という意味になります。
読み下し直訳だと、「だからって〜なワケじゃねえ、見てねえ、もっとクレイジーなもの、道中で」となります。まさに砕けた会話という感じで、教科書英語では絶対に見かけないような表現で気に入っています。
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